【備忘録】12球団タダ券ゲット2021
どうも、ののぐち(@no_no_guchis)です。
最近プロ野球の人気が一時期よりも上がってきていてチケットの価格も上がりつつあります。 そこで、ふと思い立ったのでタダ券を乞食できる方法を探してみました。
今回対象にしたのは株主優待やファンクラブ(以下FC)の入会特典チケットです。厳密には株主優待は半年待たないといけないし、FCは年会費で行ってこいですがそこはご容赦ください。
たいていFCに入ると(当該球団ファンにはこれが一番のメリットでしょうが)先行購入が早くできます。 ところで今年は特に一般開放前にチケット売り出しをやめる例がみられるので、その場で上級会員にランクアップできるのは割と需要があるように思います。シーズン中に金を積んだだけで解決できるか or 前年までにちゃんと来ていないと先行購入できないかなどを調査しました。
全体的には割引比率が高く来場回数で先行購入できるシステムだと熱心な地元民に、タダ券があって実用性のあるグッズがもらえ、先行購入はお金で解決できるとビジターファン・地方民・ライトな野球自体のファンにやさしいのではないかと思います。
なお、みなさんご承知のように今年はタイミングが悪いので、例年とはずいぶんと違った内容のようです. 特に株主優待はもともと情報が少ないだけに正確なところがよくわかりません.
※投資を推奨するものではありません。株式購入はよくご検討をお願いします。
超忙しい人向け
(以下本文。)
目次
地域順に北からまとめます.
北海道日本ハム
日本ハム<2282>を500株以上保有で内野指定席ペアチケットがもらえた(今年はグッズのみ)。記事執筆時点(6月25日終値)で4425円×500株=221万円。
7月・8月の指定カードのみの招待らしいが、札ド・東京ドーム・京セラ・福岡から選べて道外ファンにも優しい。ビジターファン向けにタダ券をくれるとこはあっても、ビジター球団が招待券をくれるのはかなり珍しい(なお投資額)。
後述するが福岡ソフトバンクはタダ券が渋いので割とソフトバンクファンにもいいかも。
札幌(A,FC)5000円、東京D(A)4900円、大阪(銀,A,FC前売)2500円、福岡(A,標準)5500円からペアチケットひとつを選べる。21年3月実績で配当が94円/株もらえるので、合計で利回り約2.5%。元手がでかいことと日付を選べないこと、肝心の野球がつまらないことをクリアできればよさげ。北広島移転後は今のタンキング路線も解決して半自前球場になるので待遇もよくなるかもしれない。
日本ハム株主優待贈呈基準の変更内容|株主優待情報|日本ハム株式会社
- 他社優待
富士電機<6504>を1株以上保有で札幌ドームの試合に抽選で40組招待。ジェフユナイテッド市原に合計60組招待もあるので、むしろサッカーファンがついでに狙うならありかも。
執筆時点で5250円/株×1株=5000円でOK。
- 回数券
シーズンシートとは別に札幌ドームの回数券がある。1100円×10試合~でお手頃。金曜夜にフラっと(フラっとという立地ではないが)観戦する生活ならおすすめかも。東京ドーム開催(5試合)はシーズンシートがそこまで高くないのでよさげ。
ハムのファンクラブの等級=先行購入はマイレージ制のため、防衛修行の観点では一番お得。
この手の回数券はやっぱりパリーグに多いようで、オリックスのエクストラプレミアムメンバー(後述、主催全試合)、ソフトバンクのセレクトチケット(後述、8試合/73試合)など。2019年以前基準では楽天(5試合/29試合)もやっていたみたい。
ちなみに60試合セットがあるが、今年の札幌ドームの公式戦は58試合なので結構意味が分からん。オープン戦6試合・地方開催の雨天順延分も込みなのかな?あと2022年に持ち越すのを織り込み済みで売ってたんやろね。
チケット2021 回数券 - 札幌ドーム|北海道日本ハムファイターズ
- ファンクラブ
大人(中学生以上、3600円)に入会特典チケットや入場無料はなし。入会特典で選べるポイントを平日チケット1枚に交換できる。
キッズ会員(小学生以下、税込3600円)は前半戦の内野C席(子供,FC 1600円)がタダ。グッズを差し引くと年2回行けば元が取れる。
特典チケット(マイレージで交換できるチケット)がある。来場1回で最大225ポイントまたは購入額の3%がたまり、1500ポイント=5万円or10回相当で平日の券1枚、2000ポイントで休日の券1枚と引換可能。入会特典で1500ポイントを選べるので実質平日1枚に化けるともいえる。
チケット先行は来場回数・グッズ購入のポイントに応じたステージ制。ファンクラブ入会で4次先行、あとは前年度課金額に応じてランクアップする。即時に解決はできない。
- 鎌スタ☆サポーターズクラブ
ファイターズ二軍のファンクラブ。11,000円でイースタン公式戦チケット5枚をくれる。グッズがないので1枚2200円以上でペイできるが、2200円以上なのはプレミアムシートか土休日のバックネット裏S席だけ。他の特典(店先に掲示できるタペストリーとかファイターズHPへ店舗情報の掲載とか)見るに法人相手の商売なんでしょうね。
東北楽天
- なし
詳細不明。
その場でもらえるタダ券はなし。
楽天グループ自体は上場しているが、株主優待は楽天ポイントなので実質的に割引となる。昔は楽天イーグルス・ヴィッセル神戸の割引があったらしい。
3STAR(10,500円)以上でシーズン中に観戦チケット引換権利がもらえる(らしい)。入会してないのでよくわかりません。
チケット特典|TEAM EAGLES|東北楽天ゴールデンイーグルス
埼玉西武
西武HD<9024>を500株以上保有で内野S席orA席が年4枚(半期に2枚)もらえる。1000株以上保有すればさらに増えて年10枚。今年2021年も継続している。記事執筆時点で1310円×500株=65万円。以下他球団も60万円台からが相場なので比較的手ごろ。
西武の特筆すべきところは他の優待がモリモリついてくるところ。500株保有で電車片道きっぷが年8枚(4往復)、1000株で年20枚ついてくるので池袋か新宿から西武球場前まで毎回タダでいける。
さらにプリンス系で使える1000円引き券10枚、レストラン10%引き券20枚がついてきて、ゴルフが24人まで1000円引きの券4枚とスキー30%引き券5枚まである(ウエディング割引券…知り合い含めても毎年結婚する人はおらんやろ)。
配当は21年3月期こそ無配だったが、20年3月期までは23~30円/株くれていたようである。
内野指定席(プレミアム,S,FC前売)3400円~、電車賃が377円なので野球を見に行くだけでも16616円=約2.5%で良好。レストランが1000円くらいの割引として、スキーが最大で富良野で1300円割引なので、ここまでで53,116円=約8.1%。ゴルフ割引をフルに使えば(そんなケチくさいことはしないと思うが)、14,9116円=約22.7%になるので4~5年で元が取れる。
問題はどこ行くにも何するにもプリンス系になってしまうことだが、ハナから夏は大磯でプール、冬は苗場でスキーみたいな生活をしていれば使いこなせそう。それから、西武ドームはA指定席だけは両翼ともに西武応援席なのでビジターファンには若干使いづらい。他球団のユニフォーム着なければいいだけだし、閑散期はS席、繁忙期はA席をくれるようなので、S席に座れる平日に時間を作れるならビジターファンでも悪くないだろう。
さらに、情状酌量の余地があるとはいえ、特例で毎試合50席(50%収容時)または用意なし(5000人収容時)の設定で今年はかなーーーり枠が小さい。そのため、現状ではチケット獲得に西武球場まで行って約5倍程度の抽選会に勝たなければならない。優待券を持っていれば列に並べるので、家族を動員して2枚抽選券をもらっておこう。抽選会で引き換えられそうな順番が回ってきても基本土日祝日の試合は速攻で売り切れるので平日(火水木)に都合を作れないと厳しい。実際順番が回ってきても土日がなくなって権利放棄してたおっさんがおった。そうなんべんも勝てるわけじゃないんだから引き換えてリセールに流したほうがいいんじゃないか…とか思ってしまうが、観たいから保有してるんだろなと考えればまぁそうか。例年なら池袋西武で悠々引き換えられるので山手線内・城西・城北民ならそこそこ便利だとは思う。
今年はイレギュラーだとみれば、1回やらかして上場廃止になったからか、個人株主を大事にしているように感じる内容。
- ファンクラブ
ハイグレード会員で内野指定席券を3枚、レギュラーAで2枚、レギュラーB・Cで1枚もらえた(今年はなし)。
引換対象はB指定席(プレミアム,FC前売り)3000円 or A席(スタンダード)2700円 or S席(バリュー)3400円なのでグッズも込みでおつりがくる(はず)。ただしよく見ればわかるが、一番人気のスーパープレミアムはダメということらしい。
年会費が例年いくらなのか見当たらなかったが、西武はとりあえず全員入会してから行くのもありということか(こういうこと考えてるからどこの球団もタダ券減らすんですね)。
読売
- なし
前は(株)東京ドームが優待を出していたらしいが、三井に買収されてなくなったらしい。最後の20年9月期分の優待を出したとかなんとかあるが今後あるのかどうか詳細不明。どうもなさそうなのでなし判定とします。
日ハムのようなポイント交換でもらえるチケットもなし。→Go-Pro JCBカードのポイントで一応交換できるが、非常にレートが渋い。
ファンクラブは2020年まではゴールドで2階席ペアチケット3試合分、キッズで1試合分をくれていたようだが、2021年は見当たらない。2022年はキッズ会員の1試合分はあるっぽい。
二軍戦はシルバー(4400円)、キッズ(3300円)でイースタン無料らしい。2019年ごろからファンクラブもくっそしょぼくなったので本当によろしくない。
読売新聞からタダ券をパクった記憶がうっすらとあるのでそういう招待券くらいのはず。読売ファミリーサークルで招待があるがそちらも抽選(今年は中止)。
まぁ人気球団だからね。
東京ヤクルト
ヤクルト本社<2267>を100株以上保有で外野タダ券あり。
例年、9月末に100株以上保有で外野自由席2枚、1000株で外野自由席12枚だったようですが、今年2021年はスワローズクルー(ファンクラブ)入会権利になり、そっちにタダ券がついています。
記事執筆時点で6300円×100株=63万円。
配当が21年実績で年間52円/株で、3月期優待が730円相当で、今年の外野指定席C(外野上段)が平日2400円なので利回り約1.7%。残念ながらあまりいいほうではありません。
もっとも神宮球場という絶好の立地は他を寄せ付けないし、12枚もくれるところは他にありません。外野(自由席)なので熱狂的なヤクルトファンにはいいでしょう。ビジター側外野も引換可能なので他球団ファンでも悪くないと思います(本拠地が遠くて球団の配りが悪い=在京広島ファンなど)。
2021年はオランピアードのおかげで40年ぶりの後楽園開催が湧いたので結構お得でした(雨天中止のリスク・夏場の冷房的な意味で)。
ただ、1000株だと630万円なので覚悟が必要だし、セリーグを優待でまったり観戦するなら後述するDeNAのほうが内野席可なのでいいと思います。
www.yakult.co.jphttps://www.yakult.co.jp/company/ir/stock/pdf/stockholder_info_20200907.pdf
- ファンクラブ
特典チケットあり。内外野可。プラチナ(13,300円)で内野3枚、ゴールド(7200円)で内野2枚、キッズ(中学生以下2000円)で外野3枚、レギュラー(3600円)・ライト(2600円)で外野1枚がもらえる。2021年の株主は100株でライト会員、1000株でレギュラー会員の入会権利がもらえるようです。
内野も上段ですが結構ホームベースよりまでもらえるので結構太っ腹。ヤクルトの場合こちらが本命かと思います(株は利益になる可能性がありますが)。
このうちプラチナ会員は継続会員が対象のようですが、ゴールド以下はいつでも入会できます。ヤクルトはチケット先行が会員資格と連動しているので、2次先行=ゴールドまでは課金で解決できます。あのペンギン実は百合子アンチだろこれ
千葉ロッテ
- ファンクラブ
特典チケットあり。いっぱいもらえる。
プレミアムゴールド・ゴールド(11,000円)で指定席券が最大8枚(?)、レギュラー(3900円)・カジュアルレギュラー(3200円)で最大2枚もらえるようです。またジュニア会員(3200円)だと平日の指定席がタダになるみたいです。プレミアムゴールドはシーズンシート購入者限定なので実質ゴールドまで。
先行購入は前年度のポイント(マイレージ)または会員資格どちらか高いほうなので、ゴールド=4次先行まではその場で達成できます。ポイントは購入・来場で貯まり、1ポイント=1円でチケット購入に使えるので理屈の上ではタダ券にできます(難しいですが)。
ロッテはもらえるタダ券にいくつか種類があり、WEB上で引き換えられるものとマリンまでいかないと引き換えられないものがあるようです(結構困惑した)。レギュラー会員用の「一部指定席引換券」はマリンでしか引き換えられないので、千葉在住(遠くて23区内くらいまででしょうか)じゃないと難しそうです。→2022年からネットで引換えられるようです。
さらに入会特典のグッズの代わりにタダ券が選べたり3月までの早期入会で5月までに使えるタダ券がもらえたりで全部で10枚(?)もらえるようです。これもうわからん。あと、一部指定席引換券は1枚を犠牲にアップグレードを召喚できるようで面白いですね。
親会社のロッテは非上場。近年のお家騒動を見るにいろいろと面倒くさいんだろうなと思います。
横浜DeNA
近年人気球団に変貌しつつあり、スタンド増設を経てもチケットが取りにくい球団。ハチナイターでおまえの資格には売らねぇからwwに涙したハチナイ民も多かったのではないでしょうか。
ディー・エヌ・エー<2432>を100株以上保有で優待あり。
例年は100株で指定席券1枚、300株で2枚だったが、2020年は中止・2021年は設定なしでグッズになった。社会情勢を考えれば仕方ないが、来年以降なくなる気が若干しないでもない。この情勢でも優待をくれる西武が異常なだけだろう。内野A席以下・外野席・ウィング席と引換可能だったので、A席(☆5,FC)5100円相当。
執筆時点で2306円×100株=23万円と12球団ではひときわ安い。2席目当てに300株買っても69万円なので西武・ヤクルトと同じくらい。また、同じくDeNA系列のバスケチーム:川崎ブレイブサンダースの券(2階前段, 3700円)をくれるのでバスケファンにもおすすめ(こちらも去年は中止)。ソシャゲという本業のビジネスモデルには賛否両論あるだろうが、ガチャ禁がいかに難しいかはハチナイ民なら身に染みていると思う。ベイスの元社長がCEOを務めているのは野球重視の姿勢がわかる。南場会長は今を時めく経営者なのが追い風。
配当は21年3月期実績で32円/株(優待があった当時も32円)なのでバスケのチケットと合わせ、だいたい利回りは100株で約5.2%、300株で約3.9%。内野席のいいところをとれるかどうかだが、西武ほど生活を賭けて必死に消化しなくても割といい利回りが出せる。
- ファンクラブ
スペシャル会員(8300円)で4枚、レギュラー会員チケットコースとビジターファン向けのV☆SPIRIT(3100円)で2枚、キッズ(中学生以下、3100円)で10枚もらえる。記事執筆現在今から入会できるのはスペシャル会員のみ。ビジターファン向けコースがあるのがわかりやすくてよい。
先行購入は前年・当年の来場回数のみに応じたステージどちらか高いほうによる。ハチナイターのときはゴールドまでは買えたが、シルバー以降は残席のみになったから、年10試合は行く必要がある(実際はベーシック会員あたりでなくなったのでFCに入っていれば買えた)。
会員資格と先行購入のステージが完全に独立しているので地方民・ライトファンには厳しい。他球団のようにグッズ購入のポイントで陸マイラーできるわけでもない。特典チケットは年々削減されてるらしいですね。個人的にはライト層を増やすほうが一回の客単価上げやすそうな気がするのですがいかがでしょうか。
https://asset.baystars.co.jp/pdf/fanclub/fc2021_stage.pdf
中日
- ファンクラブ
引換券ではなく割引券だが太っ腹。
ゴールド(10,400円)で5000円クーポン2枚、レギュラー(4200円)で2700円クーポン2枚、ジュニア(中学生以下、3800円)で500円クーポン4枚がもらえる。
ゴールドだと内野A席(4800円)相当、レギュラーだと5階内野側・パノラマA席(2500円)相当、ジュニアだとパノラマA(500円)相当になるようです。クーポンなので差分払えばバックネット裏やフィールドシートもOKなのはいいですね(なお席が取れるとは言ってない)。
名古屋住みならビジターファンでもおいしそうですね。東京・大阪からも遠征できる距離なので案外ありかもと思いました。ただし、5月末までが期限なので今からは入れません。ゴールドは先着12,000人とありますが、拗らせオタクなのでこういうものは疑ってしまいます(ヲイ)。先行はファンクラブ会員全員ヨーイドンの2次先行のみ。1次先行はシーズンシートオーナーのみなので実質最速。割と古き良き時代が残ってる感覚あるな。
オリックス
実質タダ券あり。オリックス<8591>を1株以上保有で当日券を割引、100株以上で野球観戦ご利用券を進呈。
タダ券を直接くれるわけではないが、内容がよく(かつ阪神がしょぼい≒ウエスタンに対抗馬がないこともあり)在阪で野球が見たいだけならばかなり有力。(ただ、大阪人で甲子園を避けてわざわざオリックスの試合を見に行く人口がどれだけいるのかという問題はあるだろう. 青波時代からの神戸ファンならほもフィーの試合でタダ券をもらうのはありかもしれない)株主カード提示で当日券を4枚までファンクラブ前売り価格で購入できる。だいたい300円~800円の割引に相当する。
100株保有のカタログギフトから、最後にある野球観戦ご利用券(5000円分、3年以上保有で1万円)を選べば実質タダ券に化ける。
阪神戦でもない限り売り切れるとも思えないので、ファンクラブに入るほどでもないが、仕事終わりにちょっと野球見て帰ろうかなというライフスタイルならよさそう。
公式サイトには特に書いてないが、株主カードは実は1株(≠1単元,100株)保有でもらえるので執筆時点で1925円×1株=2000円でOK。4人でいけばすぐ元が取れるし、1人でも3回行けば元は取れる。他の割引だとレンタカー最大50%引きが秀逸。
配当は21年3月期で年間78円/株なので配当利回りだけで約4.0%であり、単純な保有目的でも割と魅力的。
- ファンクラブ
いっぱいもらえる。
プラチナ会員(31,000円~)で指定席券8枚、ゴールド(12,000円~)で2枚、スタジアム会員Cコース(4000円)で1枚がもらえ、ジュニア(1500円)で内野3枚、レギュラー(4000円)・スタジアムA(2400円)で内野1枚がもらえ、スタジアムB(1500円)で外野1枚がもらえる。
さらに、エクストラプレミアムメンバー(10万円~15万円)はチケットが1試合1枚もらえ、ネット裏指定席が年間3枚もらえる。ラウンジはいらないけどシーズンシートは欲しいという層向けでしょうか(京セラのシーズンシートは100万~)。
また、チケット先行が会員資格と連動しているのでその場で達成可能。エクストラプレミアムメンバーが1次先行、プラチナが2次先行、ゴールドが3次・4次先行、レギュラーが5次・6次先行、スタジアム会員が7次先行になるらしい。他球団だとリアルの会員証を作るとお金を取るところが多いが、オリックスはリアルカードを作るとチケット先行が遅くなるのが目新しい。
阪神
- なし
ここもほっといても客入るからタダ券配るわけないわな。強いていえばファンクラブ会員特別優待デーに1000円で入場可なんだそうな。また、このレベルになると長く続けてもらうほうが重要なのか、継続年数によって抽選でペアチケットご招待があるよう。2年で内野三塁側、3年で三塁側ダグアウトボックス、5年で一塁側ダグアウトボックス、10年でバックネット裏が抽選で当たるらしい。調べてて思ったけどブラウザのタブのアイコンが阪神とロッテで似てて混同する(こなみ)。
チケット先行は1次先行が10年以上継続のダイヤモンドプラスのみ、2次先行がFC全員でその次が一般販売なので、その場でナントカ宣言に伴う締め切りは回避できる。
どうやら昔(阪急に買収される前)は株主優待があったらしいようなのですが(確度2%くらい)ちゃんとしたソースがありませんでした。
広島東洋
- なし
ここも球場移転で客が増え元から熱狂的なファンが多い球団。ファンクラブで特にあるわけではない(一応ジュニア・シニア・レディース会員には抽選で招待があるらしい)。(●▲●)「先行?ないよ(´・ω・`) 毎月発売?ないよ(´・ω・`) 新規入会?ないよ(´・ω・`)」
また株主優待についても、事実上の親会社マツダには優待がないが、広島銀行がおまけでくれるらしい。
- 他社優待
ひろぎんHD<7337>を100株以上保有の株主に抽選で10組内野指定席(3900円)ペアチケットをくれるらしい(年間で10組だろうな多分)。どう考えても期待しないほうがいい枚数。ほかにサンフレッチェに50組招待もあり、銀行株なので金利優遇もある。どうせR(コンサート)・SR(サンフレッチェ)ばっか当たってSSR(カープ)はくれないんだろうけれど…。広島県人なら1単元持ってていいと思うが県外民にはおいしくないね。県民≒顧客還元なので正しいとは思う。
執筆時点で582円×100株=6万円なのでお手軽。金利優遇のついでと割り切れるかどうか。100株で1口、1000株で10口、5000株で50口なので確率上げるなら5000株=291万円ですか。家族名義でちょっとずつ保有したほうがよさそうですね。
配当実績は21年3月期で12円/株で、100株で当たれば15.4%(なお)。
福岡ソフトバンク
- プレミアム会員
一般のファンクラブや株主優待はなし。ここも強豪・名門だから配ってないんでしょうね。やっぱ西武は太っ腹。
チケット先行は購入額のポイントに応じる。入会でポイントがもらえるので、実質ロッテと同じく購入額と会員資格のどちらか高いほうということになる。スタンダードで4次先行、ハイグレードで3次先行までは達成可能。
阪神と同じく長期会員が優遇される。福岡ソフトバンクの場合、10年維持するとプレミアム会員の入会資格が与えられ、S席(ゴールド, 5000円)を10枚もらえるほか、指定日2試合のS席ペアチケット、バックネット裏招待、CS招待があり、実質2次先行となる。CS招待が他の招待と同じサイズで書いてあるの絶対1位か2位になる自信と覚悟を感じる。
- セレクトチケット
いわゆる回数券。主催73試合中8試合の引換券がセットになっている。鷹の祭典に行けるセット(14000円)が目玉で、通常試合8試合セット(平日のみ7000円~)などお買い得かも。土日8試合セットなら毎月1~2試合で順当に消化できるのでよさげ。福岡在住民なら期限のないチケットに化ける。このセレクトチケット(またはシーズンシート)ならリセールに放出可能という縛りが上手く感じる。
まとめ
優待で必ずもらえる
オリックスは当日券のみだが交換できる。
日ハム、DeNAは例のアレ以前は優待があった。
お金を払えば即もらえる
先払いで期限がない券に化ける。
ほぼなし
- 巨人、阪神、広島
濃淡はあるが独身異常男性にはだいたい渋い。
参考文献
参考文献。というかほぼ転載。
2. 野球が見られる株主優待 2021年 / 株主優待侍, 2021.
3. 【野球観戦ができる株主優待 パ・リーグ編】 / 吉井裕子, マネーの達人, 2018.